モルトン病(足の指周辺が痛む)
50代男性。
主訴:足底の痛み、疼き。
歩行時、中足指節関節背屈位で痛みがでる。
へん平足であるが、今回の痛みは初めてとのこと。
<初診>
テイ鍼を使い、腹部、背部を施術。
痛みは2割程軽減するが、まだ痛みがあるとのこと。
<2診目>
前回治療後、痛みは10→7
前回同様に治療。
痛みがある、2、3,4指の指間(榮穴)に三番ステンレス鍼を10分間置鍼。
<3診目>
前回治療後、痛みは7→3
前回同様に治療。
その後、痛みは軽減し普通に歩けるようになる。
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モルトン病は別名ハイヒール症候群とも呼ばれ、足ゆびの間に有痛性神経腫が発生する病気で、体重をかけると第3趾と第4趾の間に焼けるような痛みがはしり、歩くと強くなります。神経腫といっても、本当の腫瘍ではなくゆびに行く足の裏の神経が、靭帯に圧されて変形し腫大する”偽神経腫”です。
原因は足先の荷重です。ハイヒール、幅の狭い靴や底が薄くて硬い靴のほか、硬い床の上での運動や踊りも要注意です。
この患者さんは、冬でも裸足でいないと気持ちが悪いと言われ、足がかなり冷えていました。同様に、腹部も硬く、冷えていましたが、腹部の緊張が緩むと共に症状が軽減していったように思います。
また、榮穴に置鍼することで、経筋にも影響が出た症例です。
主訴:足底の痛み、疼き。
歩行時、中足指節関節背屈位で痛みがでる。
へん平足であるが、今回の痛みは初めてとのこと。
<初診>
テイ鍼を使い、腹部、背部を施術。
痛みは2割程軽減するが、まだ痛みがあるとのこと。
<2診目>
前回治療後、痛みは10→7
前回同様に治療。
痛みがある、2、3,4指の指間(榮穴)に三番ステンレス鍼を10分間置鍼。
<3診目>
前回治療後、痛みは7→3
前回同様に治療。
その後、痛みは軽減し普通に歩けるようになる。
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モルトン病は別名ハイヒール症候群とも呼ばれ、足ゆびの間に有痛性神経腫が発生する病気で、体重をかけると第3趾と第4趾の間に焼けるような痛みがはしり、歩くと強くなります。神経腫といっても、本当の腫瘍ではなくゆびに行く足の裏の神経が、靭帯に圧されて変形し腫大する”偽神経腫”です。
原因は足先の荷重です。ハイヒール、幅の狭い靴や底が薄くて硬い靴のほか、硬い床の上での運動や踊りも要注意です。
この患者さんは、冬でも裸足でいないと気持ちが悪いと言われ、足がかなり冷えていました。同様に、腹部も硬く、冷えていましたが、腹部の緊張が緩むと共に症状が軽減していったように思います。
また、榮穴に置鍼することで、経筋にも影響が出た症例です。